2024/4 人気コミックランキング

 ときめくメッセージを入力!(挨拶)

 お久しぶりです。
 「ブルスコミックログ」の運営を行っている、c-www.netの深沢です。

 かなり遅くなって申し訳ありませんが、2024年4月にblueskyに投稿された、Webコミック作品のURLの集計結果ができましたので発表します。


1. 宝石の国 第一話

 「宝石の国」の連載完結を記念して、最終話を除く全話が4/19から4/29までコミックDAYSで無料公開されたことで話題となりました。
 時間的にも空間的にも壮大なスケールの物語であること、連載開始が(休載期間も含めると)12年間という長期連載作品であることなど、連載終了に関して話題に事欠かない作品であることは確かです。一つの時代を築いた作品と言えるのではないのでしょうか。
 「宝石の国」へのBlueskyでの言及数は他の作品の倍以上あり、それだけ話題になっていたことが伺えます。

2. ある人

 Webアクションで4/26に公開された作品。
 現代社会における性的マイノリティであるトランスジェンダーが置かれた不条理な現状を、不条理マンガの代名詞と言える「ねじ式」をパロディすることでメタ的に表現した、極めてメッセージ性の高い作品ということで話題となりました。

3. 3つの願い

 ジャンププラスで4/10に公開された作品。
 「3つの願い」をかなえる力を持つ悪魔と人生の成功者たる大富豪との頭脳バトルマンガが始まるのかと思いきや、「ひょんなことから同棲することになった五人のサキュバスとドタバタな毎日を送るちょっとエッチなコメディー」のプロットをおっさん二人と悪魔が延々と練ることになるという、ちょっと捻ったメタフィクションが展開される移植作です。「ちょっとエッチなコメディー」にこんなバリエーションがあったのかと感心させられました(マジで)。

4. 気に食わない女の話。

 ジャンププラスで4/12に公開された作品。
 介護施設に通う92歳の老女と、その施設で働いている女性の物語なのですが、「92歳の主人公が認知症を患っている」という特徴を活かし、過去と現在が入り乱れて読者の認知を揺さぶって来る叙述トリック的な構成と、老女と女性を巡るハートウォーミングな物語を併せ持った、ユニークで面白い作品です。

5. K2 第471話 旅立ちの空

 Blueskyの民がみんな大好き「K2」の新展開。父への伝言に「一発殴ってもらいましょうか」と言う一人と本当に殴る村井、如何にも「K」って感じで良いと思います(感想)。

6. [第12話]ルリドラゴン

 作者の体調不良により長らく休載していた「ルリドラゴン」が、4月からジャンププラスで隔週連載の形で再開されることが決定し、話題となりました。
 再びあの「ルリドラゴン」が読める喜び…!

7. [特別読切] ハブ・ア・バッドメモリー

 となりのヤングジャンプで4/12に掲載された作品。
 出会った女の子の持つ辛い記憶との向き合い方を、生き方が不器用な主人公が不器用なりに考えて解決していく…という、静かだけど心に来るものがある作品です。この作品の雰囲気に合った絵柄も素敵。

8. 教科書売りの少女とオッサン

 ジャンププラスで4/3に掲載された作品。
 「あらゆる子供が等しく教育を受け、将来に繋げていく」公教育の大切さをテーマとして描いた作品です。荒廃した世界であろうとも未来へ希望を繋いでいくこのような物語は、今のこの時代だからこそ心を打つものがあります。

9. 魔法医レクスの変態カルテ Case7. エルフ

 ファンタジー世界における性癖をテーマとした「魔法医レクスの変態カルテ」ですが、この回の舞台はあらゆるエロ絵を描くエルフの画家が集う「ドスケベエルフの館」。
 こんな場所が舞台の話でも、最後は何かちょっといい話っぽくなっているところは流石だと思いました。

10. 葬送のフリーレン 第128話 魔導特務隊

 アニメが終了しても今なお大人気な「葬送のフリーレン」ですが、この回はアニメ化によって人気がブレイクしたユーベルとラント(専門用語で言うところのランユベ)がメインのエピソードです。
 この二人ならではの関係性を存分に楽しめる話ですね。もう付き合っちゃえよ!(ネットミーム)


 如何だったでしょうか?

今後の予定ですが、Webアプリからの投稿を探して表示するフィード「Comic App Link」を作成したので、ここから取得した情報とWeb Comicフィードの情報を結合したものを作れないかなと検討を始めています。もしこのフィードを使って何かできそうだったら、Bluesky上でお知らせしたいと思います。

 来月も、このような形で引き続きログを集計したものを公開していけたらと思っております。
 今後ともよろしくお願いいたします。